
©円谷プロ
0: 名無し1号さん
※お題募集記事の為本文は
一定数コメントが集まった後追加という感じになってます。
戦争経験者同士の会話だからか序盤の「貴様か」が違和感無く入ってきますな
そもそも「貴様」は丁寧語で、本来は相手を尊重する「貴」と「様」の漢字の組み合わせであるため、強い敬意を示せる言葉です。 しかし、現代では目下の人を指したり、敵対する相手を罵ったりする言葉として浸透しているため、敬語としては使用できません。
わざわざこの呼び方をするのはあなたに強い敬意を示しているからですよ、から
あえてこの呼び方をする位あなたには全く心を許していませんよ、という
意味合いに変わってきたってことなのかな
あのお父さん役の俳優、
『円盤が来た』のソバ屋の主人役の人だよね
実相寺昭雄に気に入られてたのかな
タバコ屋で炎上したのは、オカリヤンの回で少年にオカリヤンの歯で作られた
オカリナを渡すお父さん役の人ですね
え、A級戦犯やないけ!
この「恐怖の電話」も含めそれぞれの話で
「どうやって人体発火を起こしているのか?」と
「人体発火を起こすその動機は?」は
様々な描かれ方をしているね
「惨劇の報酬」って映画の冒頭シーンで女性の髪の毛が燃え上がるシーンがあった
合成技術で描写されてたけどかなり迫力があった
事故で顔が醜くなった者が美しい女性に催眠術をかけて自傷行為をさせるという
ちょっと「怪奇大作戦」的なお話だった
まず流れないであろう音→超音波だ!という流れは面白い
俺「モスキート音だ!」←あれは若者にしか聞こえない音だった(^^;
犯行動機自体は莫大な財宝の独占という金銭的な欲望だった
元々重厚な役柄を希望していたから、「Q」の百合子や「マン」のフジアキコ隊員のような明朗な役柄には一時期違和感と困惑を抱きながら演じていたそうである。

©円谷プロ
哀愁漂う桜井浩子さんが妙に艶っぽくてファンとしてはたまらん回だった
「ウルトラQ」への出演が決まった時も
TVドラマへの出演=自分はもう映画界に必要ないのか・・・と
悩んでいたけど円谷一監督に
「これ(ウルトラQ)は何十年経っても残る作品だから」と
励まされたらしい
最後自らが起こした車の事故で炎上し命を落としたのは何とも皮肉
犯人の最期を見つめるSRIたちの背景が「朝焼け」なのも
被害者達が青い炎で殺されていく中
犯人が赤い炎で燃えていく対比も何か良かった
特に街中の地下配線を調査した際に牧の深く中腰になっている両足の間からズームアップするアングルが特異過ぎていた。
何でも大事な商品を変な色付けたり歪めたりした合成シーンが気に食わなかったそうである。
当の実相寺監督は軽く平謝りしたそうだが。
昔の時計屋さんは個人商店でも修理を請け負ってくれるので
誇り高い職人気質の人が多かったんだろうね
にしてもあのぐんにゃりと曲がった時計の絵面はダリからの発想かな?
一瞬だけどショーケースのガラスが溶け落ちる効果は素晴らしかった
これも実相寺監督の演出の妙かな
ファイアースタントではなく、合成で火をかぶせているだけだけど
眼をそむけたくなる迫力があったね
その際の、牧が「リーン!電話が鳴った」とか言ったり、助さんが座って呆れながら見ているというのが面白かった。
冷徹な牧さんが正直好きだった
このまま冷徹感強めのままで行った怪奇大作戦も見てみたかった
それだったら「京都、買います」のような名作は生れなかったね。
ドライで不器用な人間だからこそ、京都買いますがなお引き立つと思いますが
この回の牧に関してはドライだったかな?
チヤ子さんに一目ぼれした感も出てたし、普段の性格とそれとの狭間に苦しむ牧の姿がメインとなってましたからね。
冷徹だった牧が三沢や野村といったタイプの異なる人間と捜査活動していく中で
次第に人間的な一面も手に入れていったということかな
特に当時のアナログ回線の送受信を表した機械類の描写が面白かった。
まるで先日鬼籍に入られた松本零士先生が描く女性のようだ
「人に聞かれたくないだろう?」と言って人けの無いところに誘導したり
GPSハッキングで攻撃ポイント選び放題だったり
もっと難事件になるね
素晴らしいなぁ、ほんとこの作品好き
この回は戦争絡みの話だけど「怪奇大作戦」は戦後まだ四半世紀しか経っていないからか戦争が絡んだ話が他にもあったな