©石森プロ・東映
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特撮・SF映画・ドラマ感想記事予定表
※お題募集記事の為本文は
一定数コメントが集まった後追加という感じになってます。
出典:https://www.kamen-rider-official.com/zukan/characters/1059
「ヤクザじゃん!」(笑)
それと「まだ俺には分からない、何が正しいのか。その答えを君が俺に教えてくれ」に対しての答えを木場さんに、泉さんに伝えるのがパラダイス・リゲインドのやる意義なのかなと思ってる
「夢の守り人」での巧を考えると
最後に夢を語るENDはなんとも味わい深いねぇ
出典:https://www.kamen-rider-official.com/zukan/phantoms/548
フェードアウトしたと言えば冴子さんも海堂も、ライダー3人変身をした後からそうなんだよね
デルタギアってあの後三原がずっと所持しているのかな?
その代わりと言ってはなんだけど戦いが終わった後
この作品のテーマを総括するやりとりの一つを任されていたね
三原がそんな大役を任されるまでに成長するとはねぇ…
二度目の三大ライダー同時変身、状況メンツ
そして対戦相手も以前とはかなり変わったが
だからこその良さというのがあるねぇ
台詞の言い回しが異なったり欠番のシーンがあったりはよくあることらしいが、そんなレベルではなく結構ガラッと変わっていて井上敏樹イズムがもっと色濃く出ていたそうです。
半田さんはかなり濁した言い方で実際何がどう変わったのかはそこまでは語らず分からず仕舞い…それが明かされる日は来るかな?
王の特性でタクマも完全化受け入れなかったのが意外だけど捕食対象トラウマがあのラストになるとは
脚本上だと王の死体が崩れ落ちて冴子さんが発狂する流れだったそうだけどカットされたんだよね
それが活かされるのかどうか…
最後までありがとう、巧も今回は感情向けてたな
巧も限界が近くてファイズブラスター抱えて歩くのも辛かったんだろうなと思うとファインプレーだったな
カイザスラッシュを放とうとしたカイザを吹っ飛ばしたら立体道路下の道路から工事中マンションに吹っ飛ばされたのはどういう意味が?ってってなるねえ
メタ的に言うとあの人間とオルフェノクの境界を象徴してるっぽい網があっても不自然じゃない場所ってことなんだろうな
さすがに吹っ飛び方が不自然すぎてちょっとクスッとなってしまったが
6話で正当防衛とはいえ殺人をした罰だったのか、木場さん達にふざけてちゃんと向き合わなかった罰だったのか
それか8話の「夢は呪いだけど受け継いでもらう事で解ける」から結花と木場の夢を継いで生きる使命を背負わされたのか
剣をあえて受けてブラスターぶっ込むのラストバトル感盛り盛りでいいよね
ファイズVSカイザからのウルフVSホース
そして激情ホースVSブラスターへの流れるような激しいバトル
巧VS木場の決戦はみどころしかないよな…
通して見た感想としては、そこまで夢の要素はなくて、「人間とは?オルフェノクとは?」が話の大半だった気がする
まあ2年前の井上脚本で「夢なんかなくても生きていける」って名言あったしな
そもそも振り返ると井上脚本は
「人間とは?アギトとは?」→「人間とは?オルフェノクとは?(共存できるのか)」→「人間とは?ファンガイアとは?(愛し合えるのか)」
割りと一貫してるな…
人としてorオルフェノクとして生きるのかとか全編通じて「生きる事」がテーマな気がしたな
インタビュアーが
「555は凄く面白かったですけど物語として何を描いていたのかよく分からない、明確なテーマやメッセージみたいなのがあるわけでも…」
と直球で敏樹に投げかけたことがある。で、敏樹は
「無いね、いいんだよ、そんなこと考えなくて。あれはああいう話であって『555』は『555』なの。何の話だったのかとか思わなくていいの、別に」
こう返答した。
だから555という作品そのものにテーマやメッセージは無いと考えてもいいっぽいよ。
そもそも敏樹は「ドラマというのはテーマを描いちゃいかん、人間を描くんだ、人間を」というスタンスの人なので。
なるほど。
私的には、粗もあるけど巧と草加と木場さんの物語を描いたというだけで十分満足でした。
使い道に草生えた
クリーニング屋の一人巧、なんか実験でアイロンがけみたいな処理をされる
→クリーニング屋仲間リアルアイロンもって突撃の流れほんとすき
そして敵本拠地への潜入方法がスターウォーズなんよ
ましてやアークを倒そうとした花形、コーラル、北崎、木場と、恐怖から寿命の事はどうでもよくなって逃げだした琢磨くんは本来アークを受け入れるスマートブレイン側のオルフェノクなのにね
オルフェノクを存命させるのに他の手段がある可能性はゼロじゃないのに同族を何人も犠牲にしてアークオルフェノクを目覚めさせるべきかどうかっていうのはまあ意見が分かれるところではあるだろうな
オルフェノクの運命+ブラスターの副作用+人体実験
こんだけ盛り盛りなら寿命縮んでもおかしくねぇ。
音也もびっくりだよ
バットさんとか
「多分ね……琢磨は死んだって絶対面白くないじゃん?可愛い奴だろ、雑魚っぽくて。殺してもあんま盛り上がらない奴はそうしない。殺すってのは凄く大事なことだからそれでドラマが盛り上がらない場合はそうしない。だから死ぬか死なないかは俺が決めてるんじゃなくてそいつらが決めてる。流れで決まっていくんだよね。まぁ最初に死ぬと決めてる奴はいるけどね、北崎さんなんか死ぬに決まってんじゃん?」
そのキャラが死んで盛り上がって面白くなるか、そしてストーリーの流れで死を決めるのが敏樹のスタイルなのだろう。
ラッキークローバー屈指の生存能力の琢磨くんさん
そこにも一種の製作上のロジックがあったんすねぇ
どうすれば平穏に生きれたのか
小説版でも死ぬぞ
善悪はっきりしてて人の悪意に翻弄されない特撮作品で生きるしかないかなぁ…
そんな作品は思いつかないけど何かあるのかな?
まず一時の感情で人を手にかけちゃう根本の精神性がな…
絶対ヒーローにはなれない人間って感じだ
??「お前は1度死んだ人間だ、生き返ったお前が悪いんだよ!」
脚本を敏樹から浦沢先生に変えようか
使わないと自分や仲間が死ぬ場合以外は極力使わないからね
オルフェノクになるってことは結局元々火事で亡くなってたんだろうな…と思うとほんとに救いがない…
もっと悲しいのは視聴者も含めてほとんど照夫の死を悲しんだりしていないこと
逆手持ちが順手と言える武器だからややこしい(笑)
なんならラスボスでも良かったと個人的に思った
555は終盤だと尺足りなかったな
ちょっと草加の暗躍とラキクロ引っ張りすぎたかも
ファイズのトラブルとしては、確か、制作側はデルタを悪役ライダーとして売り出したかったらしいが、スポンサーと揉めて後付けキャラの三原が変身することになったというのは、どっかで見たことがある
「もっと尺を使って描いてほしかった」でいえば個人的には
ついに顕現したオルフェノクの王アークオルフェノクにも思う所があるかな
バジンさんを秒で粉砕する桁違いの力なんかはしっかり描写されてたんだが
仮面ライダーシリーズにおける「バッタモチーフのラスボス」
という存在の特別感からもっと見たかった感がね
その後靖子ライダーの電王でも終盤でやってその次のキバでは後半からずっとエンペラーの着た切り雀だったわけだけど
最強フォーム直接変身は剣でもやってた気がする
少しくらい救いはあって欲しかった
あと今だったら照夫とアークを分離したうえで照夫は生存してアークを倒すって結末になったのかもしれないな
出典:https://www.kamen-rider-official.com/zukan/phantoms/552
型落ち感あるのにこんなにしぶとく生き残ったのって持て余したのかな?
特に北崎は40話付近で草加達に倒させてもいいだろと思ったし
人間としては死んでる冴子さん
パラダイス・リゲインドで判明するのかね
この手の続編でそういうのって拾わない気がする
そしてこの手の続編で辻褄合わせに使われるのはだいたい財団Xだ…思うところもあるが大概便利な組織だな………
パラリゲは大先生脚本だし絡まないだろうけど
今度は「実験体扱いにして構わない」そして
「裏切り者のオルフェノク」と言う立場になるとは皮肉なものよ…
木場さんは最初から最後まで切り替わりが極端すぎるわ。
何かオルフェノクの木場さんや海堂さんの方がかなり人気あったらしいし
当時は草加より木場さんの方が人気あったな
巧とのダブル主人公ポジだったし
木場さんを演じてた泉さんが若くして亡くなったのと
昭和VS平成以降、草加がちょいちょい登場するようになり
中の人たちが一緒にイベントするようになって
草加の人気が再燃した印象
そりゃ戦いたくないのに戦わされたら嫌になるだろうけど…
今回「俺は人間を守るから。お前も人間だ」と返してるのは感慨深い
原因は語られてなかったような
単に適合率が低かっただけでは?
カイザを使ったら灰になりデルタを使ったら精神に異常をきたしたと思う。
結花が殺された後で人間に絶望したけど、たっくんに「お前も人間」と言われ迷いながらもラストバトルに駆けつけた
この辺の事をまだ完全に理解しきれてないけど木場さんの心境としてはどうだったんだろう?
どうせなら今までの話全部夢なら良かったのにな
真理達と余生を過ごす時間が短縮された感じだし
「戦う事が罪なら俺が背負ってやる」に対しての罰だったのかな
今回初めて気づいたわw
なんかカイザに適合できず死亡したりデルタギアを巡って争った末に死亡したりが印象に残る
そのせいかオルフェノクに倒された事とは別の意味で悲しく思える
俺はこの作品大好きだ
歴代ライダーで一番好きだ
文句とかはない
・・・ラストバトル短っ!!!!
ガチで1分ぐらいしかなくて思わず笑ってしまった
敏樹的にはあくまで巧VS木場が最終決戦って位置付けだったのかな
井上さん的にはファイズは巧と木場の物語だからアークオルフェノクは単なる添え物に過ぎないと考えてたのかもね
Δなんて、ぶっ飛ばされて終了だしなw
555ってこう、作品全体に渡る「美術センス」が凄く良いよね
今回描かれた人とオルフェノクを隔てるメタファーのモアレもそうだけど、オープニングやファイズの象徴たる赤いラインも印象的
あと同じくオープニングで映し出される油虹や青い蝶なんかも謎めいてて惹き込まれる
そして極め付けはスマートブレインの企業ロゴやギアのピクトグラム
こういう本当に細かいところのセンスが凄く好きだわ
せっかくやってくれるというのにこんな文句じみた事は言いたくはない、言いたくはないが言わせてもらおう。
もっと早くやって欲しかった続編・・・・、できれば10周年辺りとかに・・・・。
泉政行さんが今でもご存命なら続編や客演はどうなってたのか今でも思いを馳せる事はあるよ…
これも財団Bって奴の仕業なんだ!
なんて怖い現場監督なんだ…
まるで893みたいだ…それも本職の…
北崎のお父さん説は果たして。
「場所を変えようか」で戦い始めた巧と木場に「リキ入ってんじゃん」とも言ってたし、グリグリ共通は狙ってないワケがない。
結果は、そのまんまでしたw
やはり、最終回の前まで面白かったから、勝手に脳内補完しちゃっていたのだなぁと認識を改めた。
ついでに、「剣」の新番組予告と「この後は、明日のナージャ!」を見て、色々と感慨深かったり。
照夫の人生が可哀想に思えるが海堂や啓太郎が悼むシーンは本来あったのかな
照夫の人格は残ったままだよ
残ったまま爆死した
まああの火災自体はスマートブレインが関係してるから人間の欲望や弱さは関わってるけど、
いつか鈴木照夫という人間が子供の内に、あのタイミングとは別で、九死に一生得るような事が、起きてしまうと、どの道出てくる奴なのであればもはや心の弱さや綺麗な夢とかどうとかじゃなくないかと思ってしまった。
照夫は夢すら持てない状態だし、そりゃイタズラもしたけど、あれを心が弱いという話とはまた違うだろうし、なんと言えば良いか分からないが、あの子はどうすれば良かったんだろう。
とか、アークオルフェノクという存在自体が555という作品自体のバランスブレイカーのような存在と言うか、照夫/アークは一体なんだったのだろうかと色々と、考えてしまった。
木場の「守る価値の無い者を守っても仕方ない」って言葉は、人間の負の面に打ちのめされた結果だけど、あくまでも他人がやったから、お前が悪いんだ、って他責思考の印象
草加というキャラを好きになれるかで変わるみたいなのを見たことがある
だから草加に注目してファイズを見ていたんだが
最後まで見終えて思ったのがむしろ木場というキャラのほうが重要に思えた
主人公と同じオルフェノクという立場でありながら一時は同調しながらもいずれは異なる選択をする対称的な立場でもある
最初は他人がどうなろうと自分には関係ないと好き勝手生きていたのに真理や啓太郎と暮らすことによって他者への愛とか人間への情みたいなのが芽生えていく
主人公である乾巧というキャラに関してはしっかり描かれているのに
最終的な敵役である木場というキャラを描かなすぎてると思う
コロコロと立場を変えることに一応の理由付けは出来てるけど重みがない
ライバルであるのに最後まで確たる心を持っていない感じがある
もっと3人で暮らすあたりを掘り下げたほうがよかったと思う
なにか物語を進めるために都合のいいキャラにされてる感じがして軽く感じる
木場さんは言動と本心が一致してないからブレて見えるけど
行動原理は自分の平穏を脅かされるのが許せないだけってのは一貫して描かれてると思うけどな
エゴで動くくせに良い人でいようとするから正しそうな理由をこじつけないと動けないんだよね
人間との共存だって人間として罪を償わないまま平穏に暮らすことを正当化するための建前だと思うし
絶妙に感情移入させる普通さが木場の20年後も語られる魅力になってると思う
この作品最大の謎、人間に高次元的な進化を促す為に授けられたものなのかそれとも“何か”と戦う為に与えられたものなのか、アークオルフェノクのバックボーンも一切不明だし誰にも分からずじまい
パラリゲで少しでも明かされる事を祈る
人間とオルフェノク間の問題で何かしらの進展があったわけでもないし寧ろ何も解決してない
只々哀しみを繰り返したその行き先にあったものはなんだったのだろうか?
木場は巧が生命の危機に陥って心折れればオルフェノクの王を受け容れてくれることを最後まで期待したんだな
そう考えるとオルフェノクとして生きる木場さんは人間として生きるたっくんへの情を最期まで捨てきれなかった…のか?
確証が無いとはいえ問答無用で始末した草加と違って巧のことはオルフェノクの側に立つと分かれば王の力で生命を救うように計らったのは間違いない
巧にオルフェノクとして生きる決断をして欲しかったというのは同意だけど、人体実験自体は木場が人間を捨ててオルフェノクとして生きていく覚悟の表れだと思う
和英辞書なんかだと「終わり良ければ全てよし」「勝てば官軍負ければ賊軍」なんて風に書かれてる場合が多いけど、個人的には直訳の
「結果は仮定を全て正当化する」が一番しっくり来たな
正義が悪を討伐する構図が当たり前なヒーロー番組でこれを謳うのは物凄く皮肉めいた何かを感じる反面、巧たち生きた人間がジレンマと葛藤の中で答えを見つけて進む時には彼等の背中を後押しする言葉にもなるんじゃないかと思う
オルフェノクの力に溺れた事に関してのみならず
自分の殻に閉じ籠り、自分の考えそしてオルフェノクへの憎しみ・偏見に囚われていた雅人
人外の存在への恐怖・自らの独善的な思考故に狂気の沙汰へと陥った南雅彦
長田道子のように他人を思いやる心を持たず自らの歪んだ欲望の為に他人を傷つける者達
劇場版のオルフェノクへの迫害・差別・偏見意識に囚われた人間達
これらの者達が抱く謂わば悪意といった感情も言い換えれば他者を思いやる事ができず感情や欲望に負けた心の弱さでもあるし、結局のところ三原が言うように本当の敵は人間とかオルフェノクとかでもなくこういった“心の弱さ”だったのかもしれない
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昔琢磨くんを叱ってる現場監督を見て「ヤクザみたいで怖い人だ」と思ったけど井上さんだったのかw