
©円谷プロ
0: 名無し1号さん
※お題募集記事の為本文は
一定数コメントが集まった後追加という感じになってます。
このエピ以降、的矢所長が捕り物の現場へ出張ってくる事が多くなる。
ヒゲも生えそろったしビジュアル的にキャラが完成したからだろう
空中に放り投げるさおり
プラモデルがどういうものなのかあまり認知されていない頃は
こういうことって結構あったんじゃないだろうか
そのシーンの前に、所長が浩一君へのプレゼントに戦車のプラモを作ってる際に
的矢「困ったもんだ・・・今の子供は戦争の恐ろしさを知らんからな」
さおり「わたしも知らないわぁ・・・」
的矢「あっ、そうか・・・」
と笑い合うシーンがさらっとあったけど、よくよく考えると複雑な場面だね
この頃のプラモデルってオイルショック以前の最初のピーク時で趣味の王道的な感じだったのでしょうか?
所謂「ガンプラ」登場以前のプラモデルはその殆どが
塗装必須、細かいパーツは自作するのが当たり前といった
子供の手には余るもので
ある程度の技術を持った大人だからこそ扱えるものだったと思う
だから大人で親でもある所長自ら作っていたですね
ソリッドモデルの時代ならともかく
マルサンのキャラクタープラモやイマイのサンダーバードもあったし
子供がメインターゲットだったよ
玩具の廉価版的な立ち位置でもあったよね
今でいう食玩的な
当時は終戦から四半世紀も経っていない時代だからね。
戦争の爪痕がまだまだ多く残っていた反面、戦争を知らない子供たちが多く生まれ育ってきた時代でもあった。
逆に平和な時代になったことを感じさせる和やかでもあり皮肉なシーンだと思う。
さおりの暴挙にモデラーの友人は「ドラマ」である事を忘れてマジ切れしてたな
これはさおりの無邪気さを演出しているシーンでそういう意図はないと思う
羽ばたきもせず浮かんでいるかのように飛び回るのは
当時の特撮技術の限界なのか
コウモリの正体の伏線なのか
飛んでいるコウモリをヒッチコックの「鳥」みたいにアニメで表現したら羽ばたく様子は表現出来たかもね

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テレビ界隈においては黄金バットからの伝統技法だったのかも…
空飛ぶシーンもそうなんですが最後のシーンも何かシュールな画なんですよねこの話
鉄パイプを、高圧線とこうもり男が止まっている鉄骨とに当たるようにドンピシャで(しかも割と遠投で)投げられる、所長の肩とコントロールがすげぇ
町田たちの拳銃も効かない(スーツに防弾効果があるのか?)こうもり男を
あの場で倒すにはああいう方法しかなかったんだろうな
追い詰められた岩井が再び逃げようと飛行したものの
暗闇の中にあった高圧線に気付けず接触してしまい自滅、という結末だと
また物語の雰囲気が変わったのかな
え!?これで終わり???
やや唐突に終わった理由にはフィルムを一回ダメにしたことが原因かな?
現金を奪いに単身バイクで乗り込んでくるこうもり男のシーンは
所謂「3億円事件」がモデルなのかな
3億円事件発生は1968年12月10日
この回放映は翌年1月19日
絶対無理ではないけどかなり厳しいんじゃないでしょうか
よく岩井の顔と結びつけられたなぁ
あのスライドで容疑者照会をしてるシーンで、タバコの煙が充満してるシーンに時代を感じるなぁ
怪奇大作戦の放映の頃はまだ生まれてなかったけど、自分が小学生くらいの頃はまだ学校の職員室とか病院とかでも普通にタバコを吸ってた人がいたから、あんな風な煙たそうな部屋が当たり前のように感じてたけど、今ならめっちゃ文句言われるだろうね
所長の結婚が遅かったのか
子供ができた時期が遅かったのかな
警察辞めてSRIで働きだしてから子供を作ったのかもしれない。
でもそれじゃSRI創設に忙しくて大変だったかも。
それが一段落してから設けた子供なのかもしれない。
あの時代は戦争で戦地に出向いて子供を作る余裕がなかったゆえに
終戦後の混沌とした時期を乗り越えてから結婚して子供を作って育む晩婚夫婦も結構いたそうです。
磯野家を鑑みればそれ程でも無い
少子化云々と時代性もあるだろうけど、現在の感覚の方がひょっとしたら世界的にはズレてるのかも知れない
ぐわぁぁぁぁぁ!(何かに気がついて苦しみだす独身オタク)
ここまでの科学犯罪ができたのには
黒幕の存在を感じさせるのだが・・・
今だったら作品内の事件の何件かには、同一の黒幕が居る、とかやりそうだよね。
消防署か?と推理されたりもするが
本当の意味は・・・
そしてこのエピソードが放送された日も1月19日だったりする
全くの偶然だが、的矢所長演じる原保美氏の御命日の下三桁が“119”である(1997年11月19日没)。
かつて的矢に犯罪を暴かれて逮捕され
その服役中に妻が命を落としてしまったので
的矢を逆恨みした、ってことなのかな
その辺の詳細を語らないのがドラマの時間短縮のテクニックだな。
「生クリームケーキ」ではなく「バタークリームケーキ」ってやつかな
「レオ」の百子さんへのバースデーケーキもそんな質感だったね。
あの当時(1969年~1974年)のケーキがそのような質感が主流だったのか、或いはテレビドラマ用の単なるキエモノとしての安物か?
生クリームだとスタジオの照明で簡単に溶けそうだよね
当時はバタークリームケーキが主流だった
野村は将棋も4級らしいからチェスもなかなかの腕なのかな
リメイク以降だとさおりは電子機器やITに強い設定が付いたから
当時ならではの描写
こうもり男の風体といい怪人二十面相を連想しました
ジェット噴射で空飛んで逃げる怪人は後の円谷作品的に怪盗赤マントの先駆けか
実相寺監督なら容疑者の写真を壁に並べるシーンはもっと工夫しそうだよね。
EDに余韻がないのもその事故が原因らしいね
劇中で本当に(偽の)お葬式が・・・
さおりをおいて自分だけ隠れて怒られるし
ノムにとっていいとこなしな回だな。
助さんにやたら怒鳴られるしね
助さんといえば助さん達がコウモリに襲撃された事を知った町田警部が「天下のSRIも舐められたもんだな」と笑い飛ばしたら助さんは「笑い事じゃありませんよ殺されかけたんですからね」と町田警部にも怒りモードだったな
因みに「死者がささやく」でも助さんは町田警部に苛立っていたっけ
助さんは町田警部とは馬が合わないのか町田警部に対して何となく厳しい気がする
町田警部からすれば助さんは「血気盛んで未熟な若造」にしか見えず
まあそう熱くなりなさんな、と諌めているつもりなのかもしれない
もちろん助さんはそれだけの人物ではないのだけれど
しかたなくゴミ箱かぶって隠れ
頭がゴミだらけになっているのが可愛い
こういう時のためにさおりにもSRIジャケットを支給した方が・・・
犯人の写真を照合する作業に飽きて
さおりが先に誕生日会に行くのにかこつけて一緒に出かけてサボるから…
でも誕生日会にノムがいないと他の奴が怪我していたんだろうな。
一目見てわかるくらい黒焦げにでもなってたのかな
あとは逮捕して拘留するだけだから
SRIの出る幕ないから当然と言えば当然だけど…。
スクラップ工場の時はどう逃げるつもりだったんだろう?
逆さにぶら下がったのも町田の言うとおり有頂天から来た油断だったんだろうな。
出ていないかと思っていたが見返したらちゃんと出演していた。
電波発信機内蔵のプラモ戦車を破壊して的矢母子を救うという見せ場は有るけどね。
前回の「死者がささやく」は現場にも行かないでちょっとしか登場していなかったな

©円谷プロ
ま、まああの年頃の子供だと自分で作ることを楽しむ気持ちより
一刻も早くブンドドしたいという気持ちの方が大きいだろうし・・・
帰マンでも入院中の少年の為にマッドアロー2号のプラモを作っているシーンがありましたね。仕上げのラッカーは俺が…とかいう
あれは特に説明なかったけど、バルサの削り出しもしくはフルスクラッチだと思っていた。
なんでだろ?特撮プロップと混同していたのかな?
昔のドラマではそういうシーンが結構ある
子供が小さすぎる場合もあるけど、そもそもプラモデルなんて、自分で組むことができないほど幼い子の物で、いい大人が「おもちゃ」を持って楽しむか?って時代だよ
プラモデルを精巧に組み立てる、リアルな表現にこだわる、とかそんな趣味が一般化したのは意外と近年
そんなことされたら俺ならグーでぶん殴るね。
ADさんが頑張って机を磨いたんだろうな。
Amazonから注文したのかな?
プレゼントの中身はコウモリを誘導する装置を仕込んだ戦車だったし
おそらく配達員も岩井の変装だったと思う
声はなんとかなるでしょ。
身長は立っているシーンで全身が写っていないので中腰しているのかもしれない!?
男性ならともかく異性である女性の声色を模すのは岩井には無理じゃないかなあ
まあ岩井なら特殊なボイスチェンジャー作れそうな気もしないではないが…
あと岩井邸の前で的矢所長と立ったまま面と向かって会話していたシーンは下半身は映っていなかったけど中腰には見えなかったな
やはり変装で自分より背の低い人間と同じ背になるのはちょっと難しいね
逆なら厚底の履き物を履けば何とかなると思うけど
ひらりと車のボンネットの上をでんぐり返る
ノムの身の軽さよ
そうしないあたり犯人の奢りというか油断だったんだろうな。
どうあっても1月19日に的矢の命を奪いたかったのだろうけど
仮死状態にした的矢の身柄を偽の葬式までして解放したのは
驕りや油断から来たものだろうね
日付にこだわるにしてもあのまま的矢を
どこかに監禁しておいてもよかったわけだし
しかもテレビじゃなく公民館みたいな所で他のアニメや特撮番組とまとめてフィルム上映されるやつ
昔、ビデオデッキも金持ちの道楽レベルだった頃、F大学の学祭でセブンと怪奇大作戦の欠番観た。
本当に当時のマニアはどうやって手に入れてたんだろうね。
学年誌のカラー特集みたいな。
社会派では全くないけど、こう言った路線もいいよね。

©DC
自らの価値観に基づく「正義」を自身の手で行う、という点では
バットマンとこうもり男は同じ存在ともいえる
的矢所長の主役回!