
©円谷プロ
0: 名無し1号さん
※お題募集記事の為本文は
一定数コメントが集まった後追加という感じになってます。
来日の際、羽田空港(当時の東京国際空港)から侵入した
なかなか律儀な奴
出稼ぎの父親を探しに東北から出てきた男の子がやけに肝が座ってたり、デスクたち新聞社メンバーがやけに軽妙だったり、少年の父親が悪党になりつつ最期は勇敢だったり…
シリアスとコメディが程よく見やすくて好き。ラストのちょっと切ない感じもいい
なにより少年がずっといいキャラしてるし演技上手いしマジで大好き
雪に埋もれた乗用車から脱出できずに、由利子が「デスクにも出来ないことがあるのね」と言うと関デスクが「何を馬鹿なこと言ってんだ」と返す場面が楽しい。
アメリカ映画なら二時間くらいかかる話を、サーッと二十数分でまとめてしまう野長瀬三摩地監督のセンスが見事です。
あの父親みたく突っ込んで散っていたのかも・・・
空中で旅客機が停止する滑走路の場面がミニチュアで、残りは写真にツララなどを描き足したものですが、素晴らしい出来映えですね。
ビル街のミニチュアセットが狭かったのか、ビルが倒壊する同じカットを二度使っている。
TBS側から出た「Q」の反省点として、「ミニチュアセットが稚拙だった」というのは、この回のことかも知れません。
でも、セスナの窓から凍りついた白い東京の俯瞰を見せるカットは、とんでもないスケール感でした。
本篇の少年が連続的に崩れる雪原で落ちていく場面も見事だった。
戦後15年以上経過しているし
出稼ぎ労働で飛行機に乗るような職には就いていなかっただろうに
なぜ万城目は彼を飛行機に乗せたのだろう?
日本の戦争映画を見ていると、パイロットは飛行時間の長さで序列が決まるようです。
沢村は万城目よりも飛行時間が多いだろうし、「見ろ、あの空で飛べるのは俺だけだ」というセリフがあるように、戦争中だから荒天での飛行経験も万城目より上のはず。
侍同士が向き合った時に、相手の力量がわかるようなもんじゃないでしょうか。
あと、翼の支柱が寒さで折れてしまったので特攻する以外に選択肢がなくなってしまったから、万城目が乗ってたら、これが最終回でしたね。
沢村を演じたのは、文学座出身の有馬昌彦さん。
太い眉と大きな目が印象的で、「ウルトラマンレオ」「スペクトルマン」など特撮ドラマへの出演も多い。
「ペギラが来た」で越冬隊の隊長を演じた松本克平さんも俳優座の人ですが、こういう名のある舞台俳優たちが子供向けの特撮ドラマに真剣に取り組んでくれてるのが嬉しいですね。
なお、「沢村」という名前は、日本野球史上の大投手と言われてフィリピンで戦死した沢村栄治からとったのでは?
沢村が長靴の中に隠していた拳銃は、コルトかブローニングの25口径でしょうね。
たしか、「モスラ」で密林でネルソンがブーツから取り出した小型拳銃も、ブローニング25口径だったと思う。

©円谷プロ
まだこの時代は、生粋の映画畑の役者が多く存在しており、斜陽になっていた映画界から徐々に市民権を得始めたテレビ界に進出し出した時期でもあります。
それでも映画がランク上でテレビを「電気紙芝居」と揶揄した映画役者やその関係者も多くいたが、その殆どはやがてテレビの魅力に気付かされて数々の名作となるテレビ作品を産み出していった。
度胸が据わりすぎだろ、少年。
あの子はそれまでずっと素っとぼけたキャラだったので、あそこで急にシンミリとなるのがいいよね。
空の骨壺というのもあり得るし
五体揃っていなくても、髪の毛ひと束、指一本、たとえ爪の先端でも遺体なので、肉と骨は焼いて骨壺に納めたのだと思う。
指一本分の遺骨だからと言って、小さな容器に入れることはしないと思います。
極端に言えば、長靴のカケラ、ベルトの切れっ端だけでも骨壺に入れる。
311の時も五体揃っていなくても、見つかった部分だけでDNA鑑定して葬式を出しているはず。
この作品でも、田舎に帰れば、あの骨壺で葬式を出して墓地の墓の中か菩提寺の納骨堂に納めるでしょう。
当時はもちろんCGなんてないから、フィルムネガに直接に絵筆を入れて描いたと思うので、大変手間のかかる作業だったことが想像できるが、こちらの方がよりリアリティーに仕上がっていたね。

沢村の乗るセスナが突っ込む時のペギラを真正面から見据えた絵。
ペギラがカッと目を見開いていて、世界を蹂躙する悦びに酔った狂喜の顔をしていて。
どんな怪獣よりも恐ろしく見えます。
関連商品
ウルトラQ コンプリート ブルーレイ[Blu-ray リージョンA](輸入版)
ペギラは南極から北極へ移動中に東京に立ち寄ったんだっけ