©円谷プロ
0: 名無し1号さん
そして老人のみならず現役世代の孤独死も社会問題となってきた現代で是非現代風にリメイクして欲しいエピソードだと思った
※お題募集記事の為本文は
一定数コメントが集まった後追加という感じになってます。
©円谷プロ
サイエンス要素がない話だとSRIもお手上げだね
老人の人形を制作過程があればサイエンス要素も高まっただろうに…
今回、直接現場まで出向いたのは三沢だけだしね
青色に変色しそのままサブタイトル「青い血の女」の文字になるのは見事な演出
あれは人形に仕込まれていたギミックなのか
それともあの人形にも「あれ」と同質の何かが宿っていたのか
三沢の事情を察しとっさに私用電話の芝居をするさおり
一度はその芝居に引っかかるも直後に戻ってくる町田警部
三者三様の見事な化かし合い
女性の部屋だから犯人である人形がそのまま室内に立っているにもかかわらず
三沢にも町田警部にも怪しまれることがないというのがまた・・・
志村ー!!うしろー!!
三沢が現場に飛び込んだシーンは正面を向いていた人形が
町田警部が現場検証しているシーンでは警部たちの方を向いているんだよね
人形が動く時の「ヒョーイ、ヒョーイ」って感じのSEが何か間抜けであまり怖くなかった思い出。
>人形が動く時の「ヒョーイ、ヒョーイ」って感じのSE
歩く時の「カラコン、カラコン…」
刃物を出す時の「シャキン!」
この人形には様々なSEが使われているね
「ヒョーイ、ヒョーイ」はおそらく操縦電波の音なのかな
刃物を仕込んだ遠隔操作可能なフランス人形を作成したのだろうが
実行するまでには至れず
続けて「あれ」を作ったんだろうな
それでもフランス人形を処分していなかったり
「あれ」にフランス人形の操作方法を教えてしまっていたりしたところに
老人の複雑な心情がうかがえる
もしそうならフランス人形は市販のを買ってそれを改造したんだと思うけど「あれ」は雑な作りに見えたので老人が一から作ったように思う
そういえば本当に歩行ギミックが仕込まれているフランス人形も
存在するらしいね
本編にその描写がないから人形の不気味さだけが先行してオカルト寄りになっている。
老人の人形制作過程があればもう少しサイエンス寄りのストーリーになったんだろうな。
そもそも「あれ」がベッドから起き上がっていたり
人形の操縦機を勝手に持ち出し動かしていたことには疑問を抱いていなかった様子
そうなると「あれ」は事件以前から自分の意志で動く存在であり
老人もそれを当たり前として受け入れていたのだろうか
けっこう豪快に吹っ飛ぶし
階段の手すり越しなのに正確に頭部に命中させた警官も大したもの
黒目部分が小さくなって口が半開きになっているだけなんだけど
全く違う表情になっているのは見事
「赤い血」の対極という意味であの色だったのかな
町田警部は普段から的矢や牧には敬意を持っているけど
三沢や野村には遠慮がない印象
謝罪を入れるまでSRIメンバーに無視される町田警部
今回あれだけ三沢を疑ってかかっていたから仕方ないか
「あれ」のCVは未だに不明だけど意外と円谷女性スタッフだったりして。
声優の白石冬美じゃないの?
エピローグで両手を頬にあて
「あれは・・・いったい何だったんだ?」と戸惑う表情は流石
あのシーンだけ切り取られて『テレビ探偵団』でネタ扱いにされた時は流石にムカついた
鬼島老人には息子の他にも子供がいたということか
それとも「あれ」のサツ意はもはや際限なく広がりつつあったということか
老人に吹き込まれた怨みが広がった反面、自我を得た「あれ」は老人からの自立を望み、自分を子供扱いして束縛する老人を殺めようとし、そして自己の根源に基づき老人を捨てる自分も殺して、大人として自立を果たすという救いようのない矛盾が怖い。
実は自立できてないのは、子に捨てられたと恨みを抱いていた鬼島老人だったのか。
サツ人を大人の遊びと称して楽しむようなキャラだったらしい
得体のしれない存在がいました・・・という凄まじい展開
ウルトラQの「あけてくれ」しかり半世紀近く前なのに現代でも通じるテーマということは何も進化していないんだな、人間は。
©円谷プロ
父親を非難していた息子の世代が現在老人世代になっているはずだけど
果たしてどのような感情を抱いていることだろうか
息子に捨てられるようなことをしてきた可能性もありえたのでは、
昨今問題行動起こす高齢者を見るとないとは言い切れない
「あれ」と接している時の老人の言動からして
過剰な愛情から息子を人形のように溺愛しかなり束縛していたのではないだろうか
それに嫌気がさした息子が距離を取るようになり
老人はそれを反抗とみなしてどんどん溝が深まっていったのかもしれない
人形に妄執と言うか、過剰なまでの感情を抱いている姿を見ていると、生身の人間とのコミュニケーションが下手で、身近な家族はその犠牲になってきて、もううんざりだわって捨てられたのかもしれない。
三沢も「あれ」のことを「最後まで忠実でしたよ」と評していたしね
カーレンジャー「アレでしょ、甘くてほろ苦い“アレ”だってwww」
ハリケンジャー「水が無いと生まれなくて、忍者が求める究極奥義が“アレ”なんだってwww」
「怪奇」じゃ度々ある得体の知れない後味の悪さだよねぇ。
「かまいたち」の犯人の動機も分からず仕舞いだったし、
「果てしなき暴走」では犯人は何者かに轢き殺されてしまった。
「あれ」は「吸血地獄」のニーナと同じで怪奇シリーズの中でも数少ないガチのオカルトだったな